勉強が苦痛だ…と感じるときは
英語力を上げようと決心して勉強を始めるけど、いざやり始めてみたら長続きしない…。
こんな経験は誰しもあると思います。
英語力を上げるためには、毎日英語に触れることが大事になってくるので、いきなり分厚い参考書に取り組むよりは内容が簡単なものを使うことをおすすめします。
教材には、図解がわかりやすい単語帳、すぐにできそうな薄い問題集、海外ドラマ、Graded Readar(多読シリーズ)レベル1の英語小説などがいいですが、仕事をしながらだとやっぱり忙しくて時間が取れない…という人には洋楽もおすすめです。
洋楽のいいところは「勉強している感じがしない」というところです。
参考書を開くよりもずっとハードルが低いです。
勉強が嫌いな人はいても、音楽が嫌いな人はまずいないですよね。
人によって好みの違いはあると思いますが、自分のお気に入りの曲は必ずあるはずです。
毎日の通勤時間の中で2~3曲お気に入りの曲を聴く、ということをするだけでも英語学習の習慣づけになります。
何より毎日のスタートで音楽を聴いたらテンション上がるから楽しいですよね。
洋楽を聴くならどんな曲がいい?
では、具体的にどんな洋楽を聴いたらいいのでしょうか?
これはいろいろ意見はあると思いますが、私はやはり「自分の好きなものを聴く」ことが一番よいと考えています。
曲によっては口語表現であったり文法的に正しくないものもありますが、それも含めてネイティブの音楽に触れることは無駄にはなりません。
テスト対策には直結しないかもしれませんが。
私が良く聴いているアーティスト・曲をいくつか紹介します。
などですが、これらは完全に個人的な好みです。
選曲の基準は、自分が好きかどうかです。
理由は明るい曲が多いので、途中で挫折しそうになっても気持ちが前向きになったりやる気が出るからです。
歌詞は、曲名やアーティスト名をgoogleで検索すればいくらでも出てきますが、例えば以下のサイトからもわかります。
うたまっぷ.com (https://www.utamap.com/indexkasi.html)
またYoutubeで曲名を検索すれば日本語訳の動画を作っている人もたくさんいるので、参考になります。
Youtube (https://www.youtube.com/)
↓
その後翻訳サイトやYoutubeを使って日本語の意味を調べる
↓
何度か曲を聴きながら自分でも声に出してみる
といった流れでリズムや歌詞を身につけることができます。
歌詞の翻訳の例を以下に書きます。
[例] Good Time の例
Whoa-oh-oh-oh
It’s always a good time
Woke up on the right side of the bed
What’s up with this prince song inside my head
Hands up if you’re down to get down tonight
:
いつだって最高の時間
ベッドの右側で目覚めた
なんでプリンスの曲が頭から離れないんだろう
今夜盛り上がりたい人は手をあげて
:
他にも、例えば(歌えるかどうかは別として)カラオケに行ったときとかでも、洋楽を流したら英語の勉強になりますよね。
自分の好きな曲を英語のまま意味がわかるようになって歌えるようになったら、かなりテンション上がります。
完全に自己満足かもしれませんが(笑)
英語学習に使える洋楽の例
その他にも、年齢・性別問わずメジャーな曲としては
・The Beatles / ビートルズ
・Disney / ディズニー系
などもあります。
私はDisneyも好きなので、ほとんどの作品は見ました。
その際に英語の勉強にもなると思って、全て英語音声(+英語字幕)で見ています。
最近ではアナと雪の女王2が公開されたので、タイムリーなものとしてはその主題歌である
あたりは題材として使いやすいです。
他にもディズニーシリーズは有名な曲が多く、海外でも子ども向けに作られているため比較的内容がわかりやすいです。
皆さんもご存じかとは思いますが、代表的なディズニー曲として以下などがあります。
これらの他にもたくさんあるので挙げたらきりがないですが、この辺りは人によって好きなものを選曲いただければと思います。
ビートルズは皆さんもご存じのように世界的に有名なアーティストですね。
歌詞もわかりやすいものが多いので、Let It Be など英語学習には最適です。
[例] Let It Go の例
The snow glows white on the mountain tonight
Not a footprint to be seen
A kingdom of isolation
And it looks like I’m the queen
:
今夜、山は雪で白く輝いている
足跡は見当たらない
孤独の王国
まるで私は女王のよう
:
[例] Let It Be の例
When I find myself in times of trouble
Mother Mary comes to me
Speaking words of wisdom
Let it be
:
私が悩んで苦しんでいたとき
聖母マリアがやってきた
そしてこんな言葉をつぶやいた 素直に生きなさい
自分らしく
:
様々な洋楽がわかる海外ドラマを紹介
とはいえ、洋楽に詳しくないという人もいると思うので、どうやって検索していいかわからないという人は「glee / グリー」という海外ドラマがおすすめです。
内容は高校生の合唱クラブの話になります。
簡単に言うと、合唱の大会に向けて毎回いろいろな曲を高校生が歌って踊る話です。
扱われている曲は古いもの~新しいものまでメジャーな曲が多いので、洋楽に詳しくない人でも「あ、これどこかで聴いたことある」と感じるはずです。
ドラマを観ること自体も英語学習になるし、お気に入りの曲を見つけることもできるので一石二鳥と言えます。
gleeはシーズン1~6まであるので、ボリュームもたくさんあります。
こちらも活用してみてはいかがでしょうか。
私が英語学習に使った洋楽の紹介
また、個人的に英語学習のきっかけとなった曲を紹介します。
それはFinal Fantasy 8の主題歌となった「Eyes On Me」やゲームのオープニング曲です。
今から20年前くらいの話になるので、当時私は中学生でした。
そのときにPlay Stationで出たゲームの中でFF 8はグラフィックがすごかったため、夢中になってやった記憶があります。
そのオープニング曲や主題歌が英語だったので理解できたら「なんかかっこいい」という思いで、歌詞を翻訳してみました。
最初は「I’ll be there.」とかも will って何?未来形って?thereってどこ?というレベルでしたが、やっていくうちにそれがきっかけで英語の理解につながりました。
最終的に歌詞を覚えるくらいまで何度も聴きました。
そして、20年経った今振り返ってみてもその歌詞は覚えています。
自分が好きなことを体験・体感した内容は、ずっと忘れないのだと実感しました。
例として、子どもの頃に自転車の乗り方を覚えたものは忘れない、クロールの泳ぎ方を覚えたものは忘れないというものと同じです。
これは完全に私の趣味の話ですが、同じ要領で自分のお気に入りを通して、英語に対する苦手意識を払しょくしていただきたいと思います。
英語をコミュニケーションのツールなので、身につけてしまえばなんてことはないです。
そこに至るまでの道のりが大変だと感じやすいですが、なるべく自分の好きなことをやって、「楽しい」という感情で英語に触れていただきたいです。
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