SPTR(スパトレ)とは?
皆さん、SPTR(スパトレ)というサービスをご存じでしょうか。
2020年1月~開始されたサービスなので、まだそこまで知名度は高くないかもしれません。
私も最近知ったのですが、内容に興味を持ったのでここで紹介します。
SPTR(スパトレ)は第二言語習得論(SLA)の研究をもとに作られた、オンラインで科学的な学習を実践できる世界で初めてのサービスです。
第二言語習得論(SLA)って何?と思われるかもしれませんが、学問に裏付けされた学習方法だと考えてください。
インプットをたくさん行うことで知識のデータベースを作り、英語を習得するというものです。
一般的には英語を身につけるためにはアウトプットすることが重要と考えられています。
もちろんその考えは間違っていませんが、第二言語習得論(SLA)ではアウトプット能力を身につけるためにはインプットの質を上げることが大切となります。
英語を使いこなせるだけのベースがなければ対応ができないので。
そして、この学問を通してカリキュラムが組まれているのがSPTR(スパトレ)となります。
SPTR(スパトレ)のメリット・デメリット
ではSPTR(スパトレ)メリット・デメリットについて順番に書いていきます。
まずメリットの一つは価格です。
なんとSPTR(スパトレ)では、月額2,980円からサービスを受けることができます。
オンライン英会話において、この価格は非常に安いです。
通常は月額6,000円くらいが相場ですので、およそ半分の費用で受けられることになります。
他社のサービスでも月額3,000円のプランはありますが、その場合月8回など受講回数が限られているものが多いです。
それと比べると、このSPTR(スパトレ)では1日1回トレーニングが受けられます。
つまり月あたり約30回レッスンが受講できます。
1回あたりにすると100円弱となり、費用対効果としてはとても高いです。
これは大きなポイントですね。
また24時間365日いつでもレッスンを受けられるという点も、時間がなく忙しい人には嬉しい点と言えます。
メリットの二つ目はトレーニング方法が科学的に確立した内容だということです。
SPTR(スパトレ)では、第二言語習得論・認知心理学・脳科学の最新の研究結果をもとにカリキュラムが作成されています。
通常のオンライン英会話では、外国人講師とアウトプットすることをメインにレッスンを行うと思いますが、使い方次第で効果が変わる可能性があります。
「海外の顧客とやり取りをする仕事についたので、すぐにでもビジネス英語を身につけたい」とか「英検を受験することになったので、合格のためにスピーキング対策をしたい」というような明確な目的がある人は力を伸ばせると思いますが、「なんとなく英語を話したい」というような目的があいまいな人は効果が出にくいこともあります。
そのためオンライン英会話の機能を100%使いこなせるかどうかはその人次第ということもありますが、その点、SPTR(スパトレ)では科学的にカリキュラムが組まれています。
特に受講者が進め方を考えたり悩んだりしなくても、提示されたカリキュラムに沿って学習をすることで、力を身につけられられる仕組みになっている点はいいことですね。
ではデメリットについては何が考えられるでしょうか。
挙げるとするならば、最近できたサービスなのでまだそこまで浸透していないということがあります。
「SPTR(スパトレ)って何?」という状態では、サービスを受けようと思っても若干しきいが高くなるかもしれませんが、ここではそういう方向けにSPTR(スパトレ)についてよりサービスの詳細がわかるように紹介していきます。
SPTR(スパトレ)での学習方法
SPTR(スパトレ)では、一般的な英語スクールとは違って成果にこだわる英語トレーニングを提供しています。
受講者が英語を勉強した気になって終わってしまうというのではなく、成果につなげるということを意識しています。
そのため、受講者個人個人が自習を徹底して行い、レッスンでは自習に基づく実践練習や添削指導を行うようなカリキュラムとなっています。
また幅広く学習するというよりは、設定した目標に応じて必要なタスクに限定して学習を進めていきます。
以上より通常の英語スクールよりも効率を重視していると言えます。
時間が限られているビジネスマンにとっては、ポイントを絞った学習は効果的と言えますね。
では、成果にこだわる英語トレーニングとは具体的にどのようなことなのかを書いていきます。
以下の3つがあります。
・実践力を徹底的にレベルアップ
・ピンポイントでスキルを強化
知識のデータベースの獲得
第二言語習得論では、特に初心者は学習時間の大部分を知識データベースの獲得に当てることで、効率的に英語を身につけることができると言われています。
しかし、いざ自分で英語を勉強しよう!と思っても販売されている教材はレベルもバラバラでどこから手をつけていいかわからない。
英語スクールに行っても決められたカリキュラムでの集団授業では自分のレベルに合わない難易度だったりする。
ただ話すだけのオンライン英会話をやっても、なかなか本当の英語力を身につけられない。
などがあると思います。
SPTR(スパトレ)では、自分にフィットしたレベルの教材で一人でも効果的に知識のデータベースを身につけることができます。
また自習を行いながら、プロのトレーナーに指摘・軌道修正を受けることができるカリキュラムとなっています。
実践力を徹底的にレベルアップ
ただ知識のデータベースの獲得だけでは英語の習得はまだ不十分なので、自分のものにするためには実践力が必要となります。
漠然と読み聞きをしていても効果は薄いため、SPTR(スパトレ)では「読み・書き・話す・聞く」ために、以下の必要な6つのスキルを高めるトレーニングを行います。
2. 意味理解 音や文字をイメージや意味と結びつける力
3. 組み立て 単語や文法の知識を使い文を組み立てる力
4. 記述 正しいスペル・構成で書く力
5. 音声 化正しい発音で伝える力
6. インタラクション 相手に応じて適切な受け答えをする力
これらのスキルを高めるトレーニングを行うことで、効果的に学習成果を上げることができます。
ピンポイントでスキルを強化
英語学習の効果的な方法として、シャドーイングやディクテーションなどがあることはわかっています。
しかし一人で学習することは難しく、プロの助けが必要となります。
また限られた時間で効果を出すためには、今の実力を正しく把握することが重要になります。
SPTR(スパトレ)の英語トレーニングなら、6つのスキルを基準として実力を測定し、プロも活用する学習法の中から自分の実力に応じた最適な学習方法で学ぶことができます。
自分の目的に応じて必要なポイントに絞って、ピンポイントで学習していくことで効率的にスキルアップしていくことができます。
学習方法の詳細
先に書きましたがSPTR(スパトレ)では自習がメインとなります。
レッスンを受ける前に、発音、理解度の確認、課題などをやってきてレッスン受講時にトレーナーと内容を確認します。
レッスン時には足りない語彙力の増強、音の変化・スピードへの慣れ、作文力の向上、場面に応じた表現力の強化などを行い、英語力を強化していきます。
具体的な学習方法は以下があります。
どうでしょうか。
SPTR(スパトレ)ではこれらの様々な方法を用いて、科学的に英語力を上げていくことができます。
参考書籍の紹介
SPTR(スパトレ)は第二言語習得論(SLA)の第一人者である白井 恭弘氏が監修しています。
出版されている書籍に「英語はもっと科学的に学習しよう」という本がありますが、この本も参考になります。
「大量のインプットと少量のアウトプット」がベースとなりますが、詳細が書かれています。
科学的に学習するとはどういうことか?が書かれているので、この本を読んでみても面白いですね。
[あなたの英語学習方法は間違いだらけかも?科学的に英語を学習しよう]
という記事でも詳細を書いていますので、よければ参考にしてください。
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