TOEICのスコアアップに必要なこと
現在TOEIC学習用の教材は英単語帳、Partごとの攻略法、学習用アプリなどたくさんあります。
どれを使っても悪いものはないので、基本的には自分に合った教材を使用してかまいませんが、一つ共通して言えることがあります。
それはある程度演習問題をたくさん解く必要があるということです。
テキストを読んで解法を理解したり、解答のコツやポイントを押さえることは大事ですが、それだけではやはり不足しています。
点数アップのためには、実際に自分で問題を解くことで「できる」ようにすることが必要です。
そのためには、やはりある程度の数をこなす必要があります。
たくさん問題を解いていくことで自分の得意不得意や傾向を把握することができるようになるわけですが、案外このための問題を解くということは軽視できません。
問題集を1冊買うのに2,000円くらいかかったりします。
何冊も問題を解いていくと、1万円以上かかることも普通にあります。
今回紹介する「トレーニング TOEIC®test」というアプリでは、無料でTOEICの問題を解くことができます。
Part1~7の本番形式の問題と400~800点レベルの単語問題を全て合わせて3283問あるので、けっこうなボリュームがあります。
このアプリを効果的に使うことでTOEICスコアアップにつなげることができます。
トレーニング TOEIC®testについて
では、このアプリではどんなことができるか?について順番に書いていきます。
まずアプリを起動した使用画面は以下のようになっています。
それぞれを選んで、実戦形式で問題を解くことができます。
実際に私が使用した画面と一緒に、このアプリでできることを書いていきます。
・Part1 写真描写問題の画面
実際のTOEICの試験と同じ形式で、表示されている写真に合った内容を4択で選びます。
1問1問、理解するまで丁寧な解説も見ることができます。
・Part2 応答問題の画面
流れた質問文の返答に合うものを3択で選びます。
内容がわかるまで英文スクリプトを聴くことができます。
・Part3 会話問題の画面
流れた会話文に対して、それぞれ3問の問いに答えます。
Part3ではPart1,2と比べて問題数が150問と多いので、しっかりと学習ができます。
・Part4 説明文問題の画面
流れた説明文に対して、それぞれ3問の問いに答えます。
Part3と同様Part4でも150問と問題数が多いので、しっかりと学習ができます。
・Part5 短文穴埋め問題の画面
語彙、文法などを理解しているかどうか、穴埋め形式の問題を4択で解きます。
Part5は問題数が300問とこのアプリの中で一番多いので、この部分が一番活用できるといえます。
300問全て問題を解き、データを取って自分の得意不得意を分析することに役立てましょう。
・Part6 長文穴埋め問題の画面
Part5の延長で語彙、文法、文脈理解できているか長文の穴埋め問題を解きます。
問題数は40問と比較的少なめなので、このアプリで足りないと感じる部分は他の問題集などを使って補うようにしましょう。
・Part7 読解問題の画面
長文読解問題です。このPart7が特に苦手という人は多いのではないでしょうか。
ここもPart6と同様に問題数が40問と少なめなので、ほかの問題集などで補ったほうが良いかもしれません。
・英単語 400~800点レベル
語彙力を強化するのには最適です。
400点、500点、600点、700点、800点レベルでそれぞれ500問ずつあり合計で2,500問あります。
この単語帳が一番ボリュームがあるので、語彙を増やす目的でこのアプリを使用するのもよいでしょう。
総合して見てみると、実戦形式の問題で合計780問あるのでボリュームはたくさんあります。
そのため、このアプリだけでもかなりの演習ができるのはうれしいですね。
英単語問題も2500問あるので、無料アプリのクオリティとしてはとても高いといえます。
なお全問正解すると表彰状がもらえるというおまけ機能もあるので、ゲーム感覚で楽しんでやってもいいですね。
ちなみに、このサービスはフリップアウト合同会社が独自に作成したものとなっています。
TOEICを商標登録しているエデュケーション・テスティング・サービス(ETS)が提供するサービスではありませんが、学習には十分活用することができます。
トレーニング TOEIC®testの活用方法
では、実際にどのように活用できるかを書いていきます。
無料で使えるのはうれしいところではありますが、やはり問題集は冊子を実戦形式で解いたほうがやりやすいとは言えます。
しかしアプリにはアプリならではの使いやすい面もあります。
・冊子を開くよりも学習を始めるハードルが低い
・自分の理解不足の問題を記録しておける
・できる/できないの傾向を分析しやすい
・ゲーム感覚でできる
などです。
これらの利点を最大限活用するのがよいでしょう。
例えば、使い方の一つとして、普段外に出ているときは英単語の問題を解いて語彙力をつけつつ、試験前になったら各Partごとの問題を集中的に解くようにするという感じです。
もちろん冊子の問題集を使って時間を測りつつテスト形式で問題を解くこともしながら、さらにプラスアルファとしてこのアプリを使うことで足りない問題演習を補うことができます。
1冊の問題集を買うのに2,000円かかるとしたら、このアプリをうまく活用したらで問題集1冊分の価値があると言えます。
TOEICの試験を1回受けるのにも受験料が5,000円以上かかるので、こうなるとテキスト代も当然バカになりません。
こういった無料アプリを有効に使うことで節約ができるのは大きなメリットと言えますね。
「トレーニング TOEIC®test」以外にも他に有効な無料アプリは存在しているので、これらのアプリを探して使うようにすれば、アプリだけでもかなり効果的な学習ができます。
無料で使えるというポイントを最大限活用するようにしましょう。
まずは「トレーニング TOEIC®test」を自分のスマホにインストールして触ってみることをオススメします。
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