世界一わかりやすいTOEICテストの授業[Part5&6 文法]のレビュー

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世界一わかりやすいTOEICテストの授業[Part5&6 文法]とは?

今回は、世界一わかりやすいTOEICテストの授業[Part5&6 文法]という参考書について書いていきます。

皆さんは関先生をご存じでしょうか。

最近はやりのスタディサプリENGLISHで講師をされている有名な先生です。
CMにも出てくるので知ってる人は多いと思います。

この参考書は関先生が作成されたものです。

他にもPart7のリーディング長文対策に特化したものや、Part1-4のリスニングに特化したものもありますが、本書はPart5,6の文法に特化したものとなっています。

スタディサプリENGLISHで関先生の授業を受けたことがある人はわかると思いますが、一言で言うと「すごくわかりやすい!」に尽きます。

TOEICだけじゃなくて大学受験など英語全般を教えている人気予備校講師なので、教え方がうまいのはダテじゃないです。

私も、関先生からは「なるほど、そういう考え方や着眼点があったのか!」と日々気づかされることが多いです。

本書では、そんな関先生の英語に対する考え方の根源を知ることができます。

はっきり言いますが、スタディサプリENGLISHの講義で学べる内容と同等の内容が、本書ではまとめられています。

しかも1冊1,400円と価格は安いです。
スタディサプリENGLISHは月額3,000円ほどかかるので、それに対してとても良心的な価格ですね。

なので、関先生の考え方を盗みたいという人はぜひ必見の本と言えます。

総合レビュー

私が実際に活用してみた結果を以下にまとめますので、参考にしてください。

難易度 初級者向け
本のデザイン ◎ (★★★★★)
内容のわかりやすさ ◎ (★★★★★)
問題の量 △ (★★☆☆☆)
解説の丁寧さ ◎ (★★★★★)
価格 1,400円(税別)
ページ数 191ページ

◆私が使用してみた感想・レビュー

・初心者レベルでもわかりやすい丁寧な書き方になっています。
・途中途中で「TOEIC学習のコツ・ポイント」と言えるものが出てきますが、そのクオリティがすごく、とてもワンポイントとは思えないくらいの内容です。一つ一つをしっかり理解して、ぜひとも関先生の考え方を盗むべきです。
・短時間でも読める量なので、忙しい社会人でもピッタリのテキストと言えます。
・代わりに問題量は少ないので、別のテキストなどで問題演習をする必要はあるでしょう。
・初心者はもちろん、中~上級者の方も新しい発見がある本です。

本書に含まれている内容

では具体的にどんな内容が書かれているのかについて、書いていきます。

といっても詳細は本書を買った方がわかりやすいと思いますので、どんな構成で書かれているかなどを簡単に触れていきます。

本書では以下のような構成で作成されています。

各Partごとに攻略法を学ぶ → 例題を解く → 解説を読む → 演習問題を解く → 解説を読む

ここは一般的な参考書と変わらず同じ作りです。
では「何が違うか?」ですが、それはずばり「英語を習得するためのポイント」の押さえ方です。

どういう考え方で学んでいけば理解できるかという部分の書かれ方が、はっきり言って他の参考書とは別格と言えます。

簡単にいうと、関先生のセンスの高さがすごいです。

ただ暗記して覚えるのではなく、どうやって理解して自分のものに落とし込んでいくかについて、とても重点的に書かれているように感じます。

これは読んでみないとわからないので、英語に携わる人はぜひとも一回は読んで考え方を吸収していただきたいです。

「ここが違う!」というポイントをいくつか簡単に挙げていきますので、参考にしてみてください。

Part5,6の定説を斬る!

いろいろな参考書で「ポイントだけを読んで回答する」とか「無駄なところは読まない」とかが書かれていたりします。

しかし、関先生はまずそれを否定しています。

つまり変にテクニックを意識するのではなく「問題文は頭から普通に読んでいく」という王道で解くことが良いということです。

確かにTOEICにはテクニックと言われるものはありますが、本当に高得点を目指すのであれば、どんな状況でもぶれない真の英語力をつける必要があります。

この定説を斬る!の部分では「テクニックに頼らず、英語の根本を理解するようにしなさい」というメッセージのように読み取れます。

まずはTOEICに対する取り組み方や考え方がずれていないか、頭を合わせるようにしましょう。

Part5,6の徹底攻略!

次に、Part5,6を攻略する上で必要な最重要ポイントが書かれています。
例えばPart5では以下です。

・自動詞と他動詞を見分ける方法を身につけよう
・品詞問題を解けるようになろう
・接続詞と前置詞の違いを理解しよう
・単語の語尾で品詞を判別できるようになろう

どれも、TOEICで必ず出題される重要な部分です。

このあたりの内容はどの参考書でも大抵書かれているのですが、本書では丸暗記するのではなく、誰でも納得できるような解説がされています。

例えば、動詞の後ろに目的語を取らないものは自動詞、動詞の後ろに目的語を取るものは他動詞という書かれ方をしていたら「ふーん、まあそうだね」となりますが、本書では以下のような書かれ方をしています。

動詞に対して「あっそう」となるものは自動詞
動詞に対して「何を?」とツッコミをいれられるものは他動詞

何気ないことのように思われますが、これはすごいことだと思っています。

なぜなら、丸暗記して覚えるのではなく、覚えていない単語でも常にツッコミを入れながら読むことで、答えを推測できるようになるからです。

推測できるようになれば、対応できる幅が大きく広がりますね。

このように今まで気づきもしなかった発見があるので、ぜひこのあたりの考え方は盗んでいただきたいです。

充実した解説

Part5,6の徹底攻略!のところで最重要ポイントは書かれていますが、1問1問の問題に対して「なぜそれが答えになるのか」という解説もしっかりしています。

私は関先生が「多読よりまずは精読」であったり「シャドーイングやディクテーションをしっかりやって1文1文を理解することが大事」と言っているのを何度も聞きました。

このように、なんとなくではない「1つ1つの理解の積み重ね」を大切に考えているから、理解力を高めるために丁寧な解説になっているのだと思っています。

なので問題数を少なくして理解を高めるという、この参考書の作りも納得できます。

1つ1つ見逃せないポイントが書かれているので、しっかりと内容を読み解くようにしましょう。

ここに注目!

そして至るところに書かれている「ここに注目!」という部分には、更に重要な内容が書かれています。

例えば、副詞には -ly で終わる単語が多いというのはイメージがつくと思いますが、ここでは以下のようなワンポイントが書かれています。

-ly が付くと、品詞が名詞→形容詞→副詞の順番で「右に1つズレる」

これも何気なく書かれていますが、一定の法則を理解することで、新しい単語が出てきても法則に当てはめて予測することができるようになります。

全部の単語・熟語を丸暗記するのは心が折れそうですが、一定の法則を知った上で覚えるべきものを覚えるということであれば、気持ちが楽になりますよね。

このように、至るところに「英語学習を楽にさせる」ようなポイントが書かれているので、どれも見逃せません。他にも

関係詞は「3つの派閥」で整理する

などもタメになります。

詳細はここでは書きませんが、このあたりの法則を知っておくと、文法問題を形からロジカルに解くことができるようになります。

安定して文法問題を解けるようにすることでベースになる得点源を作れ、また長文問題に充てる時間を増やすことができるようになります。

そうすることで、ぶれないリーディング力を身につけるができます。
ここに挙げたものは例にすぎないので、ぜひ本書を読んで1つ1つ内容を確認してみてください。

おすすめの活用方法

本書は初心者向けに書かれているため、これからTOEICの学習を始めようと考えている人にはまず読んでほしい1冊です。

しかし、TOEIC中~上級者の人も今までになかった気づきを得られるので、読んでみることをおすすめします。

本書の位置づけとして、各Partのポイントとなる部分を押さえ、関先生の考え方や学習方法を取り入れるために活用をすると良いでしょう。

この1冊だけでは演習問題は不足すると思われるので、本書をやった後に様々な問題集で実践すると効果的です。

ただ丸暗記するのではなく、本書からヒントを得て「理解するべき内容」と「覚えるべき内容」を整理してから学習すると大きな助けとなってくれます。

補足ですが、スタディサプリENGLISHとほぼ同等の内容が書かれているので、コストパフォーマンスが良いという点からもおすすめできます。

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