公式TOEIC Listening & Reading 問題集6のレビュー

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公式TOEIC Listening & Reading 問題集6とは?

今回は、公式TOEIC Listening & Reading 問題集6という参考書について書いていきます。

TOEIC L&Rは、Educational Testing Service(ETS)によって開発・制作されています。
本書はそのETSによって制作された公式問題集で、公式問題集シリーズの第6弾です。

本番のテストと同じ公式スピーカーによるリスニング音声が含まれていたり、参考スコア範囲が算出できるところが魅力です。

内容としては、サンプル問題とテスト2回分(200問×2回、計400問)が含まれており問題量は多いです。

これまでに、半年~1年間のペースで公式問題集シリーズは出版されています。

ここでは私が使ってみて感じたことを含め、どんなテキストなのか、どのように使えばよいかなどを紹介していきます。

総合レビュー

私が実際に活用してみた結果を以下にまとめますので、参考にしてください。

難易度 全レベル向け
本のデザイン ○ (★★★★☆)
内容のわかりやすさ ○ (★★★★☆)
問題の量 ◎ (★★★★★)
解説の丁寧さ ◎ (★★★★★)
価格 3,000円(税別)
ページ数 200ページ

◆私が使用してみた感想・レビュー

・本番形式でテストが受けられるため、試験直前はもちろん普通の学習時も大変効果的です。
・どこで時間が足りなくなるか、どのパートが苦手と感じているかなど、本書での自己分析をもとに傾向・対策がたてられます。
・解説も丁寧なので、間違えた問題も復習すればしっかりと理解をすることができます。
・これから初めて受験しようと思っている初級者から、何度も受験している上級者まで幅広く活用できるテキストです。
・価格は3,000円と安くはないですが、まずはやっておきたい定番の一冊なので買う価値はあります。

本書に含まれている内容

では具体的にどんな内容が書かれているのかについて、書いていきます。

といっても詳細は本書を買った方がわかりやすいと思いますので、どんな構成で書かれているかなどを簡単に触れていきます。

まず、本書には以下内容が付属されています。

・サンプル問題(Part1~7 合計29問)
・テスト2回分(200問×2回、計400問)
・解答用紙2回分
・参考スコア範囲の算出方法
・解答と解説(テスト2回分)
・付属CD 2回分
・スマホやPC用の音声ダウンロード

それぞれ特長を書いていきます。

サンプル問題

本書にはお試しということで、各パートごとに数問のサンプル問題が付いています。

TOEICを受けたことがない人がいきなり本番形式の試験を受けるといろいろ衝撃を受けるため、このようなお試し版が作られているのだと思われます。

まずはこれで手ごたえを感じ取るとよいでしょう。

テスト2回分

200問×2回、計400問の問題が付いています。
おすすめなのは本番同様に時間を計って試験形式で取り組むことです。

「そんなまとまった時間が取れない…」という人は、普通に自分が強化したいパートを集中的に解くということでも構いません。

400問あればかなりのボリュームなので、ぜんぶやり切れば相当の力がつきます。
どのように学習されるかはその人次第なので、自分に合ったやり方で取り組みましょう。

解答と解説

本書の特長の一つとして、解説が丁寧という点があります。

問題冊子は110ページ程度に対して解答・解説書は200ページあり、解答・解説の方がボリュームが多いです。

各問題ごとに[Words & Phrases]と[Expressions]が書かれています。
[Words & Phrases]は単語の意味の解説で、[Expressions]は良く出る表現の補足の説明です。

辞書やテキストを調べなくても、解答・解説書をしっかり読むことで語彙力や内容の理解をすることができます。

1回解いて終わりにするのではなく、間違えた問題を何度も復習することで本質的な理解につなげていきましょう。

おすすめの活用方法

内容の紹介はこの辺にしておいて、ここからは私が使ってみて感じたことを中心に書いていきます。
試験本番では、普段自分が勉強しているときとは違う気づきや発見があります。

人によっては、本番の方が集中して取り組めるなどいいこともありますが「こんなはずじゃなかったのに」と感じることもあります。

ぶっつけ本番でいきなり試験に行くと対策不足を感じることが多いので、本番慣れをするために本書が多いに活用できます。

本番形式だからこそ身につけられることがあります。
私の経験も含めて、本書活用のためのポイントを書いていきます。

・問題冊子に書き込みできないって結構大変!?
・マークシートを塗るのも意外に大変!?
・リスニングのPart3,4のスピード感って想像しているより速い?
・2時間集中し続けることって難しい。試験の適切なペース配分って?
・「力を入れて勉強したはず」の箇所が解けないと思った以上に慌ててしまう!

問題冊子に書き込みできないって結構大変!?

TOEICでは配られた問題冊子に書き込みをすることはできません。

つまり、気になった個所に印をつけておくとか、アンダーラインを引いておくということができないわけです。

これは意識しておかないと、いざ実践で苦戦することが多いです。
というのもTOEICでは会社名とか人の名前とか固有名詞がたくさん出てくるからです。

チャット形式の問題であれば登場人物がたくさん出てくるし、マルチパッセージであればメールの差出人、受取人などたくさん出てきます。

リスニングでも男性、女性が交互に話すようになっています。
つまり、しっかり情報を整理しておかないと誰が誰かわからなくなります

人の名前、会社の名前、建物の名前など印をつけて置ければ一目瞭然で分かりますが、それができないとなると頭の中で整理する力が必要となります。

試験本番で慌てないようにするためには、ここは事前に押さえた上で本番形式の演習をしておく必要があります。

ここで本書が役に立ちます。

マークシートを塗るのも意外に大変!?

TOEICは時間が足りなくなる試験というのは皆さん知っているかと思います。
これは問題を読んで解く時間だけに限らず、当然マークシートを塗る時間も含まれます。

意外にマークシートを塗るのも時間がかかったりします。
それが1秒とかの時間でも、リスニングのPart3,4では貴重な時間となります。

実際にやってみるとわかりますが、とがった鉛筆やシャーペンはマークシートが塗りにくいです。

「しっかり塗らないと機械で採点されないかも」とか考えたりすると、余計な時間や思考を使ってしまいます。

これは、少し先がつぶれた鉛筆を使うと楽に塗ることができます。

些細なことかもしれませんが、こういった気づきも本番形式で問題を解くからわかることと言えます。

試験問題以外にも油断してはいけない部分がある、ということを事前に知っておきましょう。

2時間集中し続けることって難しい。試験の適切なペース配分って?

TOEICの試験前と開始時は緊張感に包まれていて、試験会場でもピリピリとした雰囲気です。

最初のPart1,2あたりでは、周りの人がマークシートを素早く塗る音が聞こえてきて「えっ?周りの人みんなできてるの?」と思ってしまいます。

そんな感じで雰囲気にのまれそうになりますが、リーディングの最後の方になるとほぼ確実にダレてきます。

人間2時間も集中力を持続することはできず、それに加えてリーディング問題のボリュームの多さに「もういいや、適当にマークしちゃえ」という感じで集中力が切れてくるからです。

これはどんなに英語ができる人でも感じることなので、当然自分も例外ではありません。
TOEICは長丁場の試験ということを認識していないと、途中でほぼ確実に息切れしてバテます。

これは日頃勉強をしていても、2時間の本番形式で時間をつくってやってみないと見えてこないことです。

「特にリスニングのPart3,4は途中きついな」とか「リーディングのPart7のマルチパッセージは最後の山場だな」とか、どこで力が必要になるかを理解しておけば、自分の適切なペース配分も決められます。

そのために、試験前には必ず本番同等のテストをやっておきましょう。

リスニングのPart3,4のスピード感って想像しているより速い?

Part1,2は流れる英文の量が少ないので、何とかついていけます。
しかしPart3,4になると、途中ついていけなくなりバタバタとリズムを崩してしまう人は多いです。

たとえ途中で取りこぼしても、トータルで正解数を増やせば挽回ができます。

1題(3問)を全て捨ててでも次の問題から自分のリズムを取り戻すような解き方をする、というような対応も時には必要になります。

本番形式でやってみると「どこでつまづきやすいか」など自分の弱点が把握できるので、より具体的な対策が取れるようになります。

また「途中でリズムを崩した時の立て直し方」もわかるようになります。

「悪いときにどう対応するか」がわかるようになれば、本番でのトラブルにも対応しやすくなるので、ここは知っておくととても強いですね。

「力を入れて勉強したはず」の箇所が解けないと思った以上に慌ててしまう!

人によって「力を入れて勉強したパート」は違うと思います。

「リスニングはPart1,2を確実に取れるようにしよう!」とか「リーディングはPart5は得点源にしよう!」とかが多いのではないでしょうか。

実際に試験を受けてみると、各パートで難易度の高い問題は確実に出ます。

しかも出題順がランダムなので、最初の方に難しい問題が出てきて、それがわからずパニックになってしまうということも想定されます。

しかしTOEICをつくる側の人間からしてみたら、毎回試験の難易度変えてくるようなことはしないので、全体を平均すると同じような難易度に設定されています。

つまり最初に難しい問題が出たからといって、全てが難しいわけではなく後の方は簡単な問題だったりします。

この辺を知らずに最初の方の問題が解けなかったからと慌ててしまったり、落ち込んでしまうのは非常にもったいないです。

常に落ち着いて目の前の問題を解いていく、ということも重要なポイントです。
これも本番形式を1回でもやっていれば対策ができます。

ここまでいかがでしたでしょうか。

本番形式ならではで得られる気づきは思った以上に多いので、ぜひここで書いたことを参考に問題集に取り組んでみてください。

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